囚人13号

死神の谷/死滅の谷の囚人13号のレビュー・感想・評価

死神の谷/死滅の谷(1921年製作の映画)
4.5
オムニバス形式で愛を問うメロドラマ、こんなの泣きますって…。
命の時間を象徴する蝋燭、思い通りに事を運ばせないラングのサディズム性のようなものが死神に投影されていた気がする。銅像にされた女が流す涙が特に忘れ難く、御伽噺的な美しさは『悪魔が夜来る』を想起したが詩的リアリズムというかブニュエル含めフランス映画への影響を誰か語ってほしい(人任せ)。
囚人13号

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