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お葬式のmanoのネタバレレビュー・内容・結末

お葬式(1984年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本当に面白かった。
ストーリーは"お葬式あるある"とか普通の日常のあるある面白くうつされていたし、映像としても最初のきく江と信吉の食事のシーン、雨の中運転する車同士でカツサンドを渡すところ、侘助と良子のラブシーンと千鶴子のブランコたちのりを交互で映すところ、霊柩車が走るところ、色々面白かった。書ききれない。

火葬場で焼かれてるところを見学する(?)シーンの「ああこういうふうにやってるんだなあ」みたいな会話も、なんかああいう瞬間ってあるよな、と思って、好きだった。

葬式の手順のビデオみてたところも、笑った。これが楽でいいわって言った千鶴子にも、嫌な感じはしなく、一緒に練習しようのところで2人でテキストを見ながら喋ってるところも面白い。

ラブシーンがいらないみたいなこと言われてるけど、監督の意図はどうであれ、わたしは全然あっていいと思った。そういうシーンを入れることに不謹慎もクソもないし、観客は登場人物の動きを第三者的目線でみるというのが映画とか、作品の面白さだし。

老人会の中の耳遠いおじいさんほんとに面白かった。告別式終わった後の夜、みんながお暇しますのときに、あれおじいさんは?!とかなって1人くらい部屋で置き去りにされて寝てたの一番笑った。最後火葬待ってるときも寝てたし。クレジットでその人が「小さい老人」役だったの面白い。

火葬に時間かかるのとか、その間にご飯食べて待つのとか、あーあったなーと思った。

住職笠智衆だし、井上陽水も、岸辺一徳も、小林薫も、知ってる顔がいっぱいだった。黒沢清もいたんだ…


過去経験したお葬式を思い出した

よかったなー
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