このレビューはネタバレを含みます
随分昔に観た作品で、久しぶりに地上波でやっていたので録画して観ました。
前半のシステマティックなサバイバル生活がかっちょいい…と思って、この作品の魅力的なところかなと思います。
きれいな水とかガソリンとか電気とか一人でキープし続けてるのすげーなと思います。ファンタジー。
ペットであり家族であり相棒の愛犬の印象だけ残っていたので、後半新キャラ親子出てきて、主人公と同じくらい「誰だ…」って感じられて、新鮮な気持ちで観られました。
地上波=劇場公開版の様で、主人公は死んで血清が残りますが、
DVDの別エンディング版がある事を今回知り、あらすじを読みましたが、主人公が生き残るらしいのでそちらの方がいいなと思いました。血清はとれなかったのでまた同じ様にダークシーカーで人体実験をする所からなのかと思うと、希望的なエンディングではないのかもしれませんが。
人間とは会話出来ないものの、ダークシーカーにもコミュニティや知能、仲間や恋人への愛情があって、
外国人同士、或いは精神疾患を持つ人との争いみたいなものなのかなと思ったら、怖いだけではなく哀しい話だと思いました。
まあまあ古い映画のおかげで、
吹き替えが変に芸能人起用とかではなく山寺宏一さんだったので安心して観られて良かったです。声帯もお芝居もさすがでした。
