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パルプ・フィクションのshowtimeのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.0
なぜやったのか

やはり私はタランティーノがあかんようだす…何がおもろいかよーわからん…

とある人が書いてたノートがほぉーとなったので紹介。(https://note.com/nenkandokusyojin/n/n650b73055a4a)

感受性豊かで、なぜこんな事をしてしまったのか、人間の内側だったり所謂、ハッキリとしたテーマがあった、そこに帰結する内容だったり物語が好きな私にとって、無駄なことを(上記の内容から遠ざかった)、会話やシーンがあるともうよくわかんなくなる…

まさにそれが、タランティーノの作品なんかじゃないかなぁ〜と思ってしまった。

キャラクターが立ってて、なんかオシャレで台詞もキレキレの時はあってみたいな、表面的な部分は理解できるが、深く自分の心に刺さるかというとまたそれが別問題でした…

構成の脚本はめっちゃ面白くって、
この映画の中で理解してる観客と映画の繋がりを意識したシーンが結構あって、それは流石だなぁ〜と思った。
いつかの、M1で塙さんが言ってた、お客さんと漫才師との奥行きという表現のこと。

なんかよくあるやつ。
我々視聴者は状況を知ってて、今まさにそれを知らない登場人物がその状況に陥る瞬間というか。
爆弾のシーンとかでよく使われたり、
逆にコメディーシーンでもあったり。
うんこある方に歩いて行って、あーそっちうんこあるぞーと思ってて、案の定うんこ踏んでクスッと笑うみたいな笑
(これめっちゃおもんないけど笑)

まさに、あのコーヒーのシーンとか、
最後ももちろんだが。

この、ギャングという人らに何か内面生を持たせて人間性など語るのではなく、彼らは人間を虫ケラ同然で殺すという、普通の人間ではない姿を描いたのは確かに斬新だなぁ〜と。普通、ギャングになる、或はなった意味を持たせてり、組織の中での葛藤を描いたりしがちやけと、そんなもんはすっ飛ばして、無駄な会話やったり、馬鹿な2人の人間性を際立たせて、ギャングの日常を描いたのは確かに斬新だったか…

それが僕にとっては、感動的!とは思わなかったかな〜
でも他の作品も観てみよと思います。

チェケラ〜
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