囚人13号

河の囚人13号のレビュー・感想・評価

(1951年製作の映画)
5.0
ピクニックと同じ人生と河の同調。絵画的な構図と民族美学(哲学観)の遭遇から生じる世界は疑義ドキュメントなどではなく、それぞれ異なった人種のティーンらが享受するのは異性への接近と別れ、そして死という人生において最も必然的で崇高な体験である。
はじめて見る男性を外界から運んできては攫っていくその「河」がどこへ続くのかは誰も知らないように、彼女たちの人生もまた果てしない未来へ向かって流れている。
囚人13号

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