悲しみのミルクのネタバレレビュー・内容・結末

『悲しみのミルク』に投稿されたネタバレ・内容・結末

虐殺やジェノサイドレイプの被害にあった世代の次の世代に着目したおしゃれドラマ。
ググって出てくる背景には興味あるけど、具体的なことはなにも出てこない。
架空の病ーー恐乳病(母乳から恐怖が伝染する。タ…

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舞台はペルー。
テロリストに凌辱され、夫を殺された母親の乳を飲んで育ったファウスタはその記憶を受け継ぎ、自分は凌辱を受けないために子宮にじゃがいもを詰める。
母親が死んだ後、葬式の費用を稼ぐため富裕…

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異国の悲しい歴史なんてどうだって構わないじゃないかという考え方も当然ある。自分には関係のない話じゃないかと突き放すのも勝手だ。この国ペルーの貧困をどうすればなど、自分にはできるわけもない。しかし、映…

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こんなに恐ろしいジャガイモの使い方は初めて見た。そしてこんなに美しいと思ったのも初めてです。胎内で徐々に根を芽を伸ばす種のイメージが悍ましくて悲しい。

光溢れるペルーの色彩、中でも赤の百合が鮮烈な…

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ペルーの悲しい歴史の傷を背負ってしまった女性の寓意劇。
ある壮絶な目に遭った母親の恐怖や苦しみが、母乳で受け継がれて自分に内在していると信じている娘。母親はその体験を歌にして歌ったり娘に伝え続けてき…

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冷たくて、静かで、重くて、美しい映画。
まだ見えもしない自分の死を、死んだ母に当てはめて哀しげに歌う主人公。
誰よりも美しいのに、その身は死神に取り憑かれているように暗かった。
一言でいうと、自分の…

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悲しい悲しいお話しで3.8点。サバイバーたる母親を亡くした少女が、母親を超えていくお話しとも言える。のだけれども、わたしには、彼女が最後に母親を超える姿が1番哀しく思えた。母乳を通じて全身を覆った悲…

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