とても興味深かった。子どもならではの素直な言葉からわかる家庭の様子や人々の考え方… それに、時々挟まれる親側の話も面白い。罰って聞いたら、どの子もぶつことって答えて、ご褒美って何って聞いたら、何かわからない子が多いのが印象的だった。しかも、罰としてベルトで叩くのが一般的な感じでそれにも驚いた。このインタビューを見て、子どもは親を見て育って、自分が親になったときに、自分が子供のときに親にされたように自分の子どもにも接するから、悪い部分があっても、なかなか変わらないんだよなと改めて思った。あと、私には勉強が本当にダメな弟がいるので、子どもの宿題だけど、親や上の兄弟もすごく大変という部分はとても共感した。みんなが自分1人でしっかり宿題をやれるわけじゃないからねえ。いろんな子どもが出てきたけど、どの子どもたちも可愛かったな。この映画から30年以上経った今、イランの教育事情がどんな感じなのか気になる。
