hikumahika

暗殺の森のhikumahikaのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.5


【愛した女は殺せない、助けない】

若き頃に犯した罪の後悔ともに、同監督の作品『暗殺のオペラ』と同様に主人公はファシズムの思想とアイデンティティに振り回され、さらに愛した女への情からもと暗殺というミッションを達成することに困難が生じる。

感情を表に出さない主人公は、森での自身の決断によってさらに心を閉ざすようになるが、ラストで分かった事実でさらに心をかき乱されることになる。
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