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大阪の女
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『大阪の女』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.8
現代劇の長屋もの!素晴らしい衣笠貞之助。戦後大阪の一画、芸人が集まった貧乏長屋。上方漫才の芸人魂。
芸人達のゲスいドラマに底抜けのお人好し京マチ子。惚れる。そして甲斐性なしおとっつぁん中村鴈治郎!もちろん助平ジジイ♡老いてなお益々盛んでございます。このお調子者がちょこちょこ動き回る姿がもう可愛くて仕方ない(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

扮装踊りを披露してくれる船越英二は相変わらず器用。高松英郎…これは自分の知っている高松英郎じゃない…じゅ..純朴青年だと…( ;´Д`)さらにパントマイムまで…チラっとだけで誤魔化してますが白塗りメイクの衝撃。"天井桟敷"で観られるような道化スタイル。
さらに山茶花究のキャラクター!彼の関西弁のコケティッシュな響きにはいつ聴いても抗い難い魅力がある。そして倉田マユミの安定のヒス芸。御馳走様です。角梨江子のモンローのようなバタ臭いお顔立ちが今作ではまぁ品のないこと♡なんてチャーミングなんでしょうか。妹のトルコ嬢小野道子もよかった。
みんながみんな、カネに執着する地獄絵図のような長屋にあって、京マチ子の底抜けのお人好しがまぁ輝かしい。しかしこの長屋も醜く描かれない。みんな底抜けに明朗!
もう一度観たい。DVD化希望です。なお長屋はオールセット。大映美術えらい。
mingo

mingoの感想・評価

3.9
大阪弁の京マチ子が何より最高。戦災で焼け残った大阪の芸人長屋の話を船越英二、 高松英郎、中村是好、山茶花究らが芸人を生き生きと演じている浪速のバイタリティを活写した快作。衣笠の美意識とオールセットの美術も見もの。
その時代の大阪の様子は楽しめるし、かしまし娘など当時の芸人さんの舞台が挿入されているのも楽しい。先週土日で大阪に遊びに行ってが、街歩いてるただのおっちゃんおばちゃんがもはや東京の芸人よりおもろいから風土と人間性がたまらなく羨ましい。笑いは世界を救う。これはほんまやと思うねんで
yukiko

yukikoの感想・評価

3.9
マチ子様は掃きだめの天使のような役(ダメ男にとっての理想の女神像)で、元芸人の父親のクズっぷりがひどかった (鴈治郎さんがそれだけ上手いということ…)

話の内容はともかく、ごちゃごちゃした貧乏長屋も昔の大阪の景色も、画面の隅々まで昭和大阪遺産のような映像がとても楽しかった。

昔の映画を観てるとタバコマナーの無法っぷり(病院内とかでも吸う、寝タバコ当たり前、室内でもポイ捨て etc.) はすごいけど、「大阪の女」では、木造建築の木の柱でタバコをもみ消す場面が出てきて度肝を抜かれた。

あと、貧乏長屋で飼われていたスピッツ(犬) が可愛かった。

(京マチ子映画祭)

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