ちいさな泥棒

アデルの恋の物語のちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)
3.5
毎度ぶっ壊れてるイザベル・アジャーニ。

けっこう『ポゼッション』で今までの彼女にはない演技とかインタビューやレビューやらで見るけれど、もう仕上がってる気が。『カミーユ・クローデル』より全然凄い。若いからこそ余計怖い。

こんなヤバさ、もともと持ち合わせてるものじゃないと表現するのはムリだと思ってたので、この人がもともと持ってる激しさや情緒なんだろうなと思って興味が湧いて色々作品漁ってますが、やはりそういう役が多いですね。Wiki情報なので本当かはわからないけど、現場に来なかったり気分によったりと普段もやっぱり情緒の波や気質の激しい人なのだなと。そういえば『ノスフェラトゥ』の時はびっくりするくらいヘタというか、セリフも演技も棒だったので、気分が乗ってなかったのかしら。