牛蛙

48時間の牛蛙のレビュー・感想・評価

48時間(1982年製作の映画)
3.5
あらすじ
強盗殺人で服役中のアルバート・ギャンズは仲間ビリー・ベアの手助けにより脱獄を果たす。
ギャンズは脱獄後も殺人を働き、相方を殺された刑事ジャック・ケイツは、ギャンズと繋がりのある服役囚レジー・ハモンドに捜査協力を求める。
48時間だけ彼を仮釈放し、2人は追跡を開始する。

80年代をリアルタイムで生きていないので詳しいことはわかりませんが、『リーサル・ウェポン』('87)『ラスト・ボーイスカウト』('91)ドラマですが『特捜刑事マイアミ・バイス』(1984~1989)といった80〜90年代初頭のバディアクションの火付け役なのかな?

正直言うと本作の影響を受けた作品を観てから、本作を観てしまったのでアクションは今見ると地味ですし、エディ・マーフィーのコメディアクションを観たいんだったら『ビバリーヒルズ・コップ』を観る事をお勧めします。
ただ、貧しい白人刑事と裕福な黒人犯罪者というまったく逆な個性を持つ二人が事件解決を試みる中で信頼関係を築くというバディアクションのお手本みたいなストーリーは後に数多の模倣を生み出すことになったということを考えたら観ていて損はないです。
これほどストーリー面で影響を与えた80年代産のアクション映画は他に『マッドマックス2』『ダイ・ハード』くらいだと思ってます。
牛蛙

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