ぞしま

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様のぞしまのレビュー・感想・評価

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名作と思う。
舞台は琵琶湖のほとり。劇中歌も史的でよい。

祭りで。↓のくだりで笑ってしまった
付き合っている人いるの?
いると思う、それともいないと思う?
(忍び寄る、いつの間にいる寅さん)
いたっていいじゃねえかよ、そいつと勝負すりゃいいんだよ、いいな
お嬢ちゃんこいつのことよろしく頼むよ
今の誰?
僕のおじさん

鎌倉の別れ
ただぼんやりと眺めていただけだよ
(この言い回し寅さんぽい)
満男ちょっとここへ来て座れ
くたびれたなんてことはな何十遍も失恋した男がいうもんなんだよ
(…)
大声出してのたうちまわるような恥ずかしくて死んじゃいたいような
恋をするんだよ
ホッとしたなんて情けないこというな
寂しいよ、おれは

満男
「おじさんは他人の悲しみや寂しさがよく理解できる人間なんだ、その点において僕はおじさんを認めているからなんです」

その点において、という口ぶりも良い。
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