McGuffinマクガフィン

華麗なるヒコーキ野郎のMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)
3.7
第一次世界大戦後、飛行機で青空を駆け巡ることが生きがいの青年たちを描いた人間ドラマ。古い時代であるが故にレーダーだのコンピュータだのはない。
ジョージ・ロイ・ヒルはニューシネマの時代に古い時代を背景に魅力的な映画を撮っている。1930年代、ハリウッド全盛期で育った監督はそれらのロマンを新しい手法で描いている。
序盤はゆるーく。
中盤は曲芸に過剰なスリルやお色気を盛り込もうとして失敗するシリアスな展開。
次はハリウッドのスタント。
もう見せ物は終わり!
ドイツ空軍の花形ケスラーとの空中戦はロマンチシズムに溢れていた。
映像的にはトップガンかもしれないけれど内容的には負けてない!