5歳の"コーリャ"の眼から見た チェコに侵攻したロシア(ソビエト)の スタンスが 面白い! (ウクライナ侵攻にダブらせて。)
母国の軍隊の 駐留が、自身の 身の上と 被らせたり。
東ヨーロッパ の国々の人にとって、ロシア人って 招かれざる客なんだよね~!
"コーリャ"役 の"アンドレイ・ハリモン"の自然な演技は、光ってます。
女たらしで 子供嫌いの 独身男性が、言葉の通じない 父性愛に目覚めるのが とっても 面白くて。
雨樋の修理や墓標書きのアルバイトの 手先が器用な 男性設定像で、
子供の世話も 電話の子守歌や看病に 脚本も上手い!
地下鉄"モスクワ"駅 や ロシア駐留部隊の 描き方も 響かせてる!
母親との 再会に むずがゆる様子に 驚きを見せるシーンが 効いてる!
"秘密警察"の存在や 交響楽団を追われ 葬式の楽団に入る音楽家の処遇も 2022年の 今 観るべき 作品かも。
予告編は、英語版も チェコ語版も ストーリー展開を無視した 宣伝部の駄作です。