四谷怪談を映画にしたものはたくさんある。本作はそうした四谷怪談シリーズの現存しているもののなかで、最初期の1本なのかもしれないが、不詳である。様々に脚色される中で、直助という小悪党が、伊右衛門の中…
戦後初の『四谷怪談』の映画化。監督の木下恵介ほか前年の「破戒」(1948)と同スタッフによる制作。
お化け映画ではなく伊右衛門(上原謙)の罪と良心の呵責を描く人間ドラマだった。お岩(田中絹代)は顔…
小平があんまりだぁ…
刑務所に入ってまで、お岩への愛を証明しようとしたのに最後まで報われない。前編を通して拒否され続ける。やっと抱きしめられてあげられたと思ったら…
「このまま何処かに逃げようか…」…
このレビューはネタバレを含みます
自分の娘と伊右衛門を結婚させるためにコネクションちらつかせて妻のお岩さんのことを"お世話をしてる女中"呼びしてるの怖
小平は江戸のメンヘラなので夫がいる家に煙草入れ落としていくのも怖
前編は、dvとメンヘラみたいで
田中絹代ファンではないのでちょっとあれだったんだけど、
最後の苦しむシーンは相当すばらしかった。
あれで祟りとか言われたらお岩さん浮かばれないからそういう風に語り継…
木下恵介作品だけあって怪談映画というより文芸映画に近く、キャストもレジェンド級ばかり。
戦後間もない時期の時代劇とあってかエグい描写は無く、伊右衛門ですら善人寄りの優しい世界。
お梅との婚礼の際もそ…
昔の俳優さんの着物姿がカッコ良すぎ。
なんとゆーか粋です。
女優さんのお歯黒が白黒映画だと口の中が真っ暗な闇に見えてゾクっとしました。
長編だったけど全然飽きずに最後まで観れたけど、途中かなり聴き…
亡霊日本代表こと「お岩さん」は、夫に裏切られ惨殺された女の怨念ではなく良心の呵責に苛まれた伊右衛門の妄想だったと新解釈した四谷怪談。
着物姿男女の望遠長回しや寝室の女性をレース越しに捉えたショット…
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