マイナー映画好きのジェーン

ディスクロージャーのマイナー映画好きのジェーンのレビュー・感想・評価

ディスクロージャー(1994年製作の映画)
5.0
男が女からレイプされ、後で女から話を逆に捻じ曲げられて悔しい思いをする物語。被害者の男性をマイケル・ダグラスが、レイプ犯の女をデミ・ムーアが演じています。

仕事の要件として呼び出されたトム(マイケル・ダグラス)が、新しい上司のメレディス(デミ・ムーア)からセックスを強要され、引っかき傷まで負います。
何とか逃れて帰宅しますが、翌日出勤すると、メレディスは何と「トムにレイプされた」と、事実無根の内容を会社に話していました。トムは引っ掻き傷を見せ、事実が逆であることを訴えますが、「男がレイプされるわけはない」と、信じてもらえません。
それでもトムは匿名の励ましメールをもらって、事実を腕利きの弁護士に相談し、メレディスを訴えることに…。

観ながら、昨今も多くのハリウッド俳優たちが【事実無根のセクハラ容疑】をかけられ、それぞれに懸命に戦っていたことを思い浮かべる内容でした。「女のレイプ犯は、実際には男以上に多い」とも聞きますから、もっと社会問題としてしっかり男性の訴えも聞くべきです!

メレディスが嘘泣きしながらデマを訴えるシーンは腑が煮え繰り返りそうになりました😡
でも、ラストはいい気味です!

【男性のレイプ被害者】という、深刻なテーマを扱った映画として、非常に素晴らしい映画だと思います。
マイケル・ダグラスの演技も最高で、もっと多くの人に観てほしい作品です!