家族が寝静まった夜、さくっと楽しめたオムニバス4話。劇場公開作だが、オリジナルがテレビシリーズのためか、ビスタサイズの画作りはテレビ視聴向け。80年代らしさが詰まっていて懐かしい。こういう楽しい企画がまたあればいいな。
❶ジョン・ランディス
ヴィック・モロー。ユダヤ、黒人、アジア人を差別する白人が、歴史上の色んな場面にトリップ。そこではなぜか差別される側になっているという悪夢。サンダース軍曹(古!)が宿敵ナチスにボコられる。
❷スピルバーグ
主演の黒人爺さんは『シャイニング』の人。あのハローランさんが生きていたらこんな余生になったかも。
❸ジョー・ダンテ
こちらも、もし『シャイニング』のダニー君がダークサイドにおちたら・・という話(笑)。カートゥーンとシットコムに潜む気持ち悪さを上手く利用。出てくるクリーチャーは悪趣味。
❹ジョージ・ミラー
これが一番よく覚えていた話。機上の怪物がグレムリンみたいなので、てっきりこの話がジョー・ダンテかと思っていたが、ミラーがマッドマックスの2と3の間で作っていたのね。