砂の惑星のマルケスのレビュー・感想・評価

ヴィルヌーヴ版『DUNE/砂の惑星 Part 1』公開時に予習を兼ねて観てみた。

ストーリーがサクサク進むので、TVドラマのダイジェスト版みたいだった。
それも道理で、リンチ監督にはファイナル・カット権がなく、スタジオの意向で半分の時間に編集されるという、監督にとって悔いの残る作品なんだね。

それでも、風船みたいなハルコンネン男爵やフェイド・ラウサ等、個々のキャラクターはリンチらしいなって思うし、どことなくシュールな変態臭がするところもやっぱりリンチ。