マルケス

ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版のマルケスのレビュー・感想・評価

3.5
1939年11月、ソ連軍がフィンランド領内へ侵攻した冬戦争を描く。(発端はマイニラ砲撃事件←ロシアお家芸の自作自演)

こんな戦いをしていたとは…。「ウラーーー!」ってソ連歩兵が押し寄せてくるの本当に怖い。あの国は昔から人だけは大量につぎ込む。敵の距離が近すぎて、銃撃戦なのに中世の剣の戦いを見ているようだった。

おそらく戦闘シーンはCGなしの実写。その分、単調に見えてしまうが、娯楽性より史実に重きを置いた演出には合っていたと思う。
砲弾で体がバラバラになったり内臓が飛びだしたり、傷あとが生々しかった。

ジャンルは戦争映画だけど、胸糞ジャンルに入れたいほどだ。お前の土地よこせと言いがかりを付け、断ると事件をでっち上げて攻め込み、武力でもぎ取っていく。ルール完無視、犯罪国家ソ連(ロシア)の蛮行にハラワタ煮えくり返る3時間。
マルケス

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