たけp

青い春のたけpのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
1.5
主役の九條を演じる松田龍平の魅力でかろうじて成立してる映画
映画というよりTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのミュージックビデオとして鑑賞したほうがいい

原作が短編漫画のせいか知らないけどキャラ描写がとにかく薄っぺらい

チバユウスケの歌声をバックに主人公たちが歩くオープニング
「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニングを思い出す

廃校になった東永山小学校で撮影してるので校舎に落書きし放題
九條(松田龍平)と青木(新井浩文)の会話の中で中田英寿の名前が出てきて時代を感じる
(中田は2006年に引退)

雪男(高岡奏輔)が大田(山崎裕太)を刺してその隣でタバコを吸うシーンは歌舞伎町のホスト殺傷事件を先取りしてるね
パトカーに乗せられるときに必死に抵抗するのはキャラ設定どうなってんだよと思ったな
歌舞伎町でホスト刺した犯人もパトカー乗せられるときに抵抗してないだろ

ラストも「え?だから何?」って感想しかない
それならまだパルクールで命を落とした人のほうが評価できる

なんで売店さぼーるのおばちゃんが小泉今日子なんだ

カーブを投げずにストレートを投げて負けたことを後悔してる野球部の木村(大柴裕介)
「もし取り返しのつかない1球があるとしてそれを取り返すことはできるかな」

【教訓】
受験勉強から逃げるとこういう高校で3年間を無駄にしちゃうのでちゃんと勉強はしましょう
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