およそ10分の未公開映像が追加されたディレクターズカット版。オリジナル版は以前鑑賞済みだが隅々まで覚えている訳ではないのでどこが追加された映像なのか分からず終い。派生するエクソシストの元祖的作品で少女に悪魔が取り憑く話。50年経って新作が公開されたり『ヴァチカンのエクソシスト』という作品も今年公開されたりとエクソシスト人気？が再燃している。
あの有名なテーマ音楽は本作のために書き下ろされたものではなくマイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ(パート1)』の冒頭数分をアレンジしたもので原曲は25分あまりある楽曲でApple Musicなどで聴くことが出来る。
この不穏な音楽、曲調が映画の雰囲気にマッチしていてよく見つけてきたなと感心させられる。
また、ホラー映画ながらその年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞に絡み、ゴールデングローブ賞では作品賞、監督賞やリンダ・ブレアが助演女優賞を受賞している。
憑依後のリーガンのビジュアルは当時としては画期的だったのかなと想像してみた。
エクソシズムは禁忌とされているためかなかなか悪魔祓いされない。
そこら辺はヤキモキした。
それにしてもFuck me!やShove it up your ass!など口の汚い悪魔やで、ほんまに。
