リブートシリーズ4作目。またここから3部作となるのだろうか。
前シリーズの1作目のオマージュともいえる冒頭からスタートする。人間(エコー)が絶滅危惧種的な存在となっていて猿から人間に進化して猿に退化した世界の様相。話せる猿と話せない人間の逆転現象。シーザー無き時代において未だに残る人間と猿の共存問題。猿(エイプ)をメインとしているため何とも不思議な映画だがようやく『猿の惑星』のタイトル通りの作品になったように感じる。
シーザー後に王国を築くプロキシマス・シーザーと新たな主人公ノア。どちらがシーザーの後継者に相応しくシーザーの目指した共存を果たせる存在となり得るだろうか。
キーパーソン、メイは今後どのような役割を担うのか、気になる。
CG技術の進歩が著しくこれも不思議な映画に一躍買っている。
長く暗く眠気に誘われもしたがあの水の量と水圧はかなりの迫力で人間と猿の関係において意味深長な表現が出てくる終盤は今後に期待をもたせてくれる。
プロキシマス・シーザーの声が良かったな。
