このレビューはネタバレを含みます
脳は揺さぶられてなんぼ。
私はそういう過激派なので、この映画は大分刺さった。
そもそも、私が虚構と現実を往来する物語が好きなので、前半夢、後半現実を表していたこの映画は好きになるしかなかったといえる。
あらすじや考察は他の方が優れたものを書かれているので、私の方では割愛。
ちょっとした疑問だけ、書き残しておく。
その疑問とは、後半も本当に現実だったのかということだ。
前半は死の淵にいるダイアンが見た夢で、後半はなぜダイアンが死の淵に至ったのかの説明（現実）という考察が主流だ。
だが、死の淵にいる彼女が走馬灯で見ていた映像が後半だとしたら、記憶が改ざんされている可能性はないのだろうか。
ローズを愛し、恨んでいたダイアンは彼女に関する記憶だけ歪めていたと考える方が自然だと思ったのだが……。
しかし、しっかりと考察したわけではないため、あくまでも上記はただの書き殴りだ。
追加情報があれば随時追記していきたいと思う。
