1946年のアメリカ映画。ジョンフォードの最高傑作の一つと言われる作品。
原題は「いとしのクレメンタイン」。
日本語タイトルに決闘とあるがどちらかというとタイトル通り、復讐や恋愛などの人間ドラマがメインかと。
テーマの「いとしのクレメンタイン」あーこれってこの映画の曲なんだ?
90分くらいだし無駄がなくよく出来てるので今でも比較的見やすい。
名優ヘンリーフォンダが無口でシャイなワイアットを好演。牛追いとして寄った街で保安官として過ごすようになる。
モノクロながらも彼の美しい瞳の色がわかるんだよね☺️〜!
最初に弟も殺され、牛も奪われてしまうんだけどその犯人を特定するまで街で保安官として色々な人物と出会い交流し最終的には犯人と決闘する話。銃撃シーンは少なめ。
話は分かりやすく普通に楽しめる。
キャラもみんな個性豊か!!
主人公ワイアットが友人となったドクの元カノに好意を寄せるようになるんだけどダンスに誘うまでのあの間よ!!!!!!!!!!KAWAII!!!!モジモジっつーかお互い目をキョロキョロさせるんだけどむさむさ可愛くて大泣き😭心が。
いけ!やれ!!!!いまだ!!!いけ!!ワイアット!!GO!!!!NOW!!!!!
持病をかかえたドクもなんだか小難しい男感がすごい分かってマチュアのうまさよ。
彼の情婦・チワワ役のリンダダーネルも気が強くて華やかで可愛い。
正直女から見るとチワワの方が
クレメンタインみたいな純粋な女よりも可愛く見えるし好みですね。
床屋まわりの話でクスクスしました。
髪を整えてもらい鏡を見るヘンリーフォンダ「なんかちょっとコレ...(変じゃね??)」→(被せるように)床屋のおじさん「良いですよ!!!!!!!」
「「あとコレ良い香りですよ!!!」」香水ブシャー!!!!ってとこ笑笑
あとで兄弟や気になってるクレメンタインに「なんか花の匂いがする」て言われて
どちらにも
「俺だ」「床屋で」ってぼそっと律儀に答えるヘンリーフォンダ草。
そもそもあの床屋のおじさん最初から座り方に気をつけないとけない椅子の下りとかちょっと抜けててコメディ要素担当?笑笑
クールなワイアットにはああいうキャラがいると朗らかになるしワイアットの可愛いところが見えるので嬉しい!
彼の座り方かっこいいので積極的に真似したいが日本人の足の長さでは無理かな?笑笑
使われる音楽も大好きだし文句なしです。
西部劇の銃を低いとこから撃つのが、グッド〜👍✨
コレ見るきっかけになったのが「the tilted world」(たとえ傾いた世界でも )という小説。
もうめちゃくちゃ面白くって寝不足。
なる早で映画化して欲しいのですが、「馬乗ってる人ってかっこいいよね?!」ということに気づいてしまって西部劇を欲するようになりました。ルルル。