KengoTerazono

愛・アマチュアのKengoTerazonoのレビュー・感想・評価

愛・アマチュア(1994年製作の映画)
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『月曜日から来た女』の華麗なる布石な気がする。ロングアイランド・トリロジーとは違ってノワール・サスペンスという感じだが、セックスとコンシュームという主題が一貫していて、politique des auteurという原語に近い作家主義的な作家だなと観るたびに感じる。90年代的な感覚でジャンルのパスティシュを試みている作家なんだと思う。

すれ違いがすれ違いを生むことで、悲劇と喜劇とサスペンスが精錬されていく感じがとても好き。
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