哀ちゃんが活躍すると思って観たら普通にコナンが活躍してて、「哀ちゃんの映画」というのは「哀ちゃんがトリガーになる映画」というだけで、普通にコナンの映画なんだなとちょっとがっかりした。
結局哀ちゃんが攫われるという掴みと、エンディング前ラストショットの哀ちゃんの笑みが、この映画全体の哀ちゃんのイメージで、そのイメージが観客全体を覆い尽くしているのだと思う。
CGIをこれでもかと見せびらかすためにキャメラがオブジェクトの周りをぐるぐる回って撮影するスペクタクルはちょっとやりすぎな気もした。
哀ちゃんと直美の協力関係にひとしれずキールが加わるプロットは、良かった。
キールがいなければ哀ちゃんは何回か死んでると思う。NOC入り放題の組織でよかったね。