sutte7123

天国からのエールのsutte7123のレビュー・感想・評価

天国からのエール(2011年製作の映画)
4.2
沖縄の田舎町が舞台。
高校のそばで弁当屋を営む一家の主(あるじ)が主人公
高校生にも人気の弁当屋

近隣から苦情が出て校内のバンド練習を禁止されたJKが、弁当屋のガレージを覘くところからまでがprologue

主から許しを得、練習を始めるが、やはり近隣から苦情が…
そんな中JKが主に“こんな田舎町では練習をするところがない…” しまいには行政や近隣を批判する始末…
主は自分を育てたのは行政であり、周りの方々のおかげ、というのを思い出し、空いている敷地に彼らとともにスタジオを建てて提供する、みるみるうちにバンドとして成長して行く彼らをいつか支えたくなってしまい、ナンチャラフェスに招待されるまで成長するが主は病に倒れ天国に…

ご主人を支える奥様の姿に感動しました。
主は勝手にスタジオを建て始めるが最初は当然反対の奥様
ご主人の意向に徐々に賛成、建設に協力する様になる。
やはり女性の方が数段大人な感じを受けました。

普通なら病がわかった時点でしゃしゃり出て公表し、治療に専念してもらうところですが
奥様はご主人の意向を大切に思いご主人から公表しない限り公表せず、じっと我慢…

epilogueでは主の“俺もあきらめないから、お前らもあきらめるな”の言葉に立派にフェス出演を果たす。

女性は、やはりすごい、尊敬しました。

感動と涙でした。良い映画です。
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