KtaSakurai

簪(かんざし)のKtaSakuraiのレビュー・感想・評価

簪(かんざし)(1941年製作の映画)
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先に観た『むかしの歌』で日本家屋のさまざまな意匠が遮蔽物として用いられ、室内のショットに閉塞感が感じられたのとは異なって、こちらは襖の開閉により空間に奥行きが生まれていたのがおもしろい

あらすじからしてもう少し浪漫派チックな作品かと思いきや意外とコメディ色がびっくり

そしてこちらも女性の自由と挫折にまつわる話でもあった、こうした観点で観れる日本映画、思いのほか多いのかもしれない
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