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題名のない子守唄のfreakishsenseのレビュー・感想・評価

題名のない子守唄(2006年製作の映画)
4.0
北イタリアの港街を舞台にし、主人公の女イレーナの生い立ちの謎に迫るサスペンス。

薄暗い館で裸の娼婦達を選別するシーンから始まり やがて家政婦の仕事に就いたイレーナの何かを探るような不可解な行動が映し出されます。しばらくは謎だらけ。
話が進んで行くにつれて イレーナの記憶のフラッシュバックがちらつき、どんどんどんどん謎が解き明かされていきます。

残酷で辛い過去と不器用な愛情、自らの罪に対しての罰を受け入れたラストのイレーナの顔が印象に残っています。
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