ぶたぶー

ホリデイのぶたぶーのレビュー・感想・評価

ホリデイ(2006年製作の映画)
5.0
恋愛映画における全てのジャブをストレートでくらいすぎて、見るのに5日くらいかかった。全てのシーンで致命傷を負った。

序盤10分がしんどすぎて何回も止めた。見てられんかった。
クソ男らめ。許せん。

からの45分ごろから。
なんだこの高度なコミュニケーションは。
なんか泣きそうだ。
恋愛映画に苦手意識を持っていた理由はこれか。
ケシカスくんとかが好きだった子供の頃をぼんやりと思い出した。画鋲が裏と表で性格が善と悪に変わってさ、ちょうど床の隙間に挟まるとどっちでもいい性格になるっていうやつ。ケシカスくんおもしろかったよな…ずっと見てたわ…
なんかちいかわみたいに泣きそうだ…
何が起こってるんだ…
心がザワザワして1分以上連続で見れない…
これは…高度すぎるだろ…人と人って…
克服する必要があるな、恋愛映画を。
免疫を失ったせいで、傷つけられると同じように傷ついて、優しい言葉を聞くとボロボロに泣いてまう。なんやコレは!!映画ってこんなにカロリー消費するん?

からのカジュアルに場面転換。良かった。戻って来れた。
アイリスは人が良すぎる。でもそれが魅力だし思わぬ出会いをもたらしている。良い。

待って🫷
この非常に素敵に表情を変えるナイスガイは誰?
これが…ジュードロウ!?ダンブルドアの!?
若き日のジュードロウ!?信じられない 好きになっちゃうわこりゃ 顔が良い。 今の渋イケな感じじゃなくて、ガチでかわいさとかっこよさをない混ぜにした非常に良い顔をしておる。

アマンダと子供達のシーンはなんか泣けた。子供ながらにいろいろと分かっている。
そのあとのものわかりの良い女性として1週間で消えると伝えたアマンダの笑顔でまた泣いた。

アイリスもね、アーサーもね、アマンダもね、マイルズもね、グラハムもね、乗り越えて幸せを掴んでてすごいよ。

グラハムがアマンダに愛していると伝えた時に頭を抱えてしまった。こんなに心から言葉を向けられる人生ってなんだ。そういう人もいるのか。

てかアマンダ帰りは車で帰れるんだ。

曲もめちゃ良かった。
超絶ハッピーエンドで良かった。
やっぱり自分と合う人を見つけるの大事だな。