Noir

紀元前1万年のNoirのレビュー・感想・評価

紀元前1万年(2008年製作の映画)
3.0
狩人から英雄へ。

太古の昔、ヤガル族の青年デレーは、マナクと呼ばれるマンモスの群れに遭遇し、その最も巨大な一頭を倒すことに成功。代々伝わる白い槍を受け取り、そしてエバレットを妻とすることを認められた。

しかし突如として異民族の襲撃に遭い、エバレットや村人たちを奪われてしまう。

紀元前1万年の世界を舞台に、人類最初の英雄を描いたスペクタクル・アドベンチャー。

雄々しい姿でのし歩くマンモスやサーベルタイガー。「ベン・バー」「十戒」を彷彿とさせるピラミッドの建設現場は圧巻。

2時間弱の短さでサクサク進むため、ラストもかなりあっさりしている。スペクタクル大作を描くならむしろ3時間はほしいところ。古い映画のせいかCGが安っぽく見える。

紀元前の時代に言語がそこまで発達していたとは思えないし、迫力よりも荒唐無稽さが目立ってしまう一本。
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