友

プラダを着た悪魔の友のレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
何回も観てる大好きな映画。
この映画でアン・ハサウェイ好きになり
エミリー・ブランド好きになった。
メリルはその前に見てて可愛らしい女性のイメージだったからマジの悪魔っぷりにビビった。

ファッション業界に興味がないけど
自分のやりたい仕事に繋がるなら頑張ってみる‼︎と就いた仕事があまりに無理難題のオンパレードで早々に挫けそうになる。

「私は精一杯頑張って努力してるのに失敗した時だけ私を認識して責め立てるなんてヒドイ」

これ、メチャクチャ共感した。
もちろんミランダ程悪魔じゃないけど
本当に世の上司ってコレ。
仕事をミスしないのが当然で先回り出来て当然で気を回すべきで、できても何も言わないのに失敗した時だけはガッツリ注意してくる。

この映画を観ると悪魔のようだけど、
仕事=責任って意味では当然なのが社会人なんだろう。
だからアマンダは自分が如何に無知で場違いかを分かった上でまず染まる事から初めて成長していった。
仕事=自分のやりたい事
じゃないからあーなってしまったけど
この後自分のやりたい事であるジャーナリストになるために、仕事を頑張って力を尽くしていざ、大チャンスが彼の誕生日と同時に目の前に来たら、どっちを選択するか、
選択できる人か。

ミランダはきっとブレない。
そーゆー人の元で働くってメッチャ大変だと思うけど、そこに自分の夢があるからみんな耐えられるんだろうな。
それが大事なんだって思える映画。

アンの可愛さが溢れてる映画だけど
しっかりとしたお仕事映画。
子供の時に見た感想と何年か社会人に染まってから見る感想は違うと思う。
友