ENDO

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯のENDOのレビュー・感想・評価

4.0
コバーンもクリストファーソンも集団には属さずに(コバーンは政府の犬だけど、心は孤独)、お互いにひとり終わりつつある西部という天国を彷徨うような映画。人生を謳歌し尽くして死にゆくビリーの伝説は男のロマンがギチギチに詰まっていて胸焼けしそう。即物的だが人の死も一過性のもので、あっという間に忘れ去られる。途中同行する保安官の恰幅のいい妻が『真昼の決闘』のケティ・フライド!黄昏西部劇。
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