RIO

シモーヌのRIOのレビュー・感想・評価

シモーヌ(2002年製作の映画)
3.7
この世はみんなマヤカシ そもそも本物とは
だから自分のついた嘘なんて大したことない

彗星のようなシモーヌの人気に手に負えなくなったヴィクターは魔法の壺に戻さなくてはと必死だけど大きな波に逆らえない

ビカビカなスターと表裏一体なのが疲れぎみのアル・パチーノなのも笑えてくる💋シモーヌのリップを代わりにポスターに押し付けてた

シモーヌの声はJ・フォンダでボディはS・ローレン G・ケリーの優雅さで顔はA・ヘップバーン + 天使だけど1番は業界に染まらないで自分の力で演技をしたいという純粋さに世界は憧れを抱いていたように見えた

シモーヌの存在を誰もが信じているから
いないと言っても誰も信じてくれない
この作品にシモーヌがバーチャルなんだと疑う人がただの1人もいなかったのに心洗われる

私も疑う人よりも信じる人でありたい
と思えた


……「Adagio For Strings」 Samuel BARBER
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