ゆを

きみに読む物語のゆをのネタバレレビュー・内容・結末

きみに読む物語(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ベタベタなラブストーリーだったけど、ただそれだけでは終わらないのが良かった。

夢見るような優しくて柔らかい気持ちでいられるのはそう長くは無くて、ノアとアリーのように喧嘩をしたりすれ違ったりすることが増えてくるけれど
ノアが言った「努力したい」という気持ちが一番寄り添うには大事なのかもしれないと思った。
それが何よりも難しいことも分かるから、ノアの一途な愛情が眩しかった。

「私たちね」とアリーが言った場面で思わず泣いてしまったし、その後我を忘れたアリーを見て呆然とするノアの表情に胸が締め付けられた。
二人して旅立つ場面を見て、ノアはこの瞬間満たされたのかもしれないと感じた。
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