たけp

ハート・ロッカーのたけpのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.5
イラク戦争での爆弾処理班を描いた映画
男しか登場しないけど監督は女性監督のキャスリン・ビグロー

『そこにしか居場所がない男の物語』
「レスラー」のミッキー・ロークがリングしか居場所がなかったように
この映画の主人公は戦場にしか居場所がない

タイトルクレジットなしで冒頭から緊張感のある爆弾処理シーン
失敗を見せることで失敗=死だと見てる側に伝える
爆弾処理も次々に行うので見てて飽きない

ジェームズ(ジェレミー・レナー)
サンボーン(アンソニー・マッキー)

いきなりアベンジャーズシリーズのホークアイとファルコンが登場
3人目のエルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)が映画を見てる観客の視点に一番近い

砂漠で敵のスナイパーと対峙するシーン
相手側を見せないから緊張感が増す
見せない=相手がわからないことで恐怖感をだすホラー映画みたいな演出

サンボーンにとっての居場所が家族
ジェームズにとっての居場所が戦場
ふたりが別々の道へ進むのは納得のラストだった
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