健一

エビータの健一のレビュー・感想・評価

エビータ(1996年製作の映画)
4.6
大好きだった監督 アラン・パーカーを偲んで。

最後に日本🇯🇵で公開された作品が '03年の「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」とかなり前だったのが残念。
晩年はかなり具合が悪かったのかな?
謹んでお悔やみ申し上げます。

公開当時、タワレコやrecofanなどに通いまくり サントラのCDを買いまくっていて、本作のサントラも ず〜っと聴いてました。(歌えるくらい)

マドンナ、アントニオ・バンデラスの素晴らしい歌声に酔いしれたもので 私がミュージカル映画を好きになったキッカケの一本です。

この壮大なミュージカル映画を日劇の大スクリーンで堪能出来た事を 今でも誇りに思う。

当時、姉がマドンナの大ファンで多少影響は受けたのかもしれないが、ハマったという程では無かった。
むしろ バンデラスの熱〜いラテン系の歌とダンスに圧倒された。

マドンナ演じるエバ・ペロンはアルゼンチン🇦🇷の女神的存在の女性。
そのエバ(エビータ)を "アメリカのビッチ " (失礼!当時の某紙のコメントです。)が演じるという事でマドンナはかなり批評家からバッシングを受けていたが、そんなに悪くない。
むしろ頑張って歌って踊っていたと思うが。
それよりジョナサン・プライスのヘタクソな歌声のほうが酷かった。

社会派のアラン・パーカーがマドンナを使ってミュージカル映画を撮るときいてかなり驚いたが、一級のエンターテイメント映画に仕上げた監督の手腕はさすが!

またひとり、偉大な監督が旅立ってしまった。


劇場公開時 1997年 1月
日劇東宝(9F)
💺756席
客入り ?

巨大なスクリーンでの「エビータ」
あの感動!一生忘れない。
健一

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