Kamiyo

奥さまは魔女のKamiyoのレビュー・感想・評価

奥さまは魔女(2005年製作の映画)
3.5
”奥さまは魔女(2005)”監督ノーラ・エフロン
脚本 ノーラ・エフロン デリア・エフロン

子供の頃から、海外ドラマが好きで良く観ていたので、ドタバタぶりが懐かしいなぁなんて思いました。
テレビドラマの「奥さまは魔女」はよく観てました。
本作はリメイクでは無く映画の中で「奥さまは魔女」をリメイクする作品であります。
監督はトム・ハンクスとメグ・ライアンのロマンチックな
ラブストーリー「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」その他「恋人たちの予感」の脚本が素晴らしかった、
女性監督らしい感性で、主役を一際美しく見えるよう家具や衣装に配慮された気持ちが伝わってくる。

なんたって、サマンサにあの、二コール・キッドマンが!
彼女がコメディに出るなんてとても意外でした
二コール・キッドマンのコメディエンヌぶりには感動
何度も練習したという
有名な鼻ピクピクも本当にキュートで可愛いですね

魔女のニコール・キッドマンの 「魔法でなんでもできることがイヤ」という設定が利いている。
こうすることで人間の生活になじもうと悪戦苦闘する姿にコミカルさが増してくるというわけなのだが、そのわりにはしっかり魔法を使ってしまう。
そこをなんとか乗り切ろうとすれば面白さは倍増したはず。でもキッドマンがとても楽しそうに魔女を演じている感じ。その彼女がテレビでの魔女役に抜擢されてしまうという。

まずはリメイク版ダーリン役のジャック(ウィル・フェレル)のだらしのなさ。失敗続きの役者という設定だが、頭が悪すぎる。
TVドラマのダーリン(ディック・ヨーク)は広告会社でも敏腕社員だったはずだ。
リメイク版ダーリンのウィル・フェレルだ。ドタバタ喜劇の中では彼の特徴が活かされるかもしれないがニコール・キッドマンが相手では役不足と言える。
リメイク版ダーリンは意識過剰でマネージャーのおかしいアドバイスを何も考えずにきくほど今作のダーリンは頭が弱い。そんなをダーリンを好きになるサマンサ役のニコール・キッドマンの趣味の悪さ。
米国で大人気TVシリーズだった”奥様は魔女”ではサマンサ役はエリザベス・モンゴメリー。ダーリン役はディック・ヨークだった。
”普通の男”が魔女と暮らす設定が受けた原因だが、ダーリンの人柄の良さと真の愛情があってこそのドラマであった。
やはりウィル・フェレルのダーリンが動きすぎで、全体のリズムを壊している。もったいない作品。
今作は。。。。。。。。。凡作

シャーリー・マクレーンは本物の魔女みたいになっちゃったなぁ。
キッドマンの父親の役にベテランのマイケル・ケインというのもよい、父親と魔女のやり取りは見応えがありまし
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