鯖ピザ

天使にラブ・ソングを…の鯖ピザのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

体が揺れちゃう。

マフィアのボスの愛人をしてたクラブの歌手が、ボスの殺人現場を見てしまって、身を隠すために場違いな修道院に入り、持ち前のパワフルさで聖歌隊と修道院に活気をもたらす話。

快活な人間が、自分も変わりつつ周囲もいい方向に向かわせる、王道やけど一番気持ちいいストーリー。デロリスが聖歌隊の練習に参加しだしてから、面白さにブーストがかかって、最後まで最高が続いた。
最初はパワフルなデロリスの話かと思ってたけど、個性豊かなシスターとの絡み出してから完全に引き立て役になってて、デロリスはカンフル剤やった。ボロボロ修道院のシスターたちが主役なのね。

クスッと笑わせてくれるとこもいっぱいやし、何と言っても歌が良いわ。歌ってる本人たちも楽しそうで、聴いてるこっちも自然に体が揺れちゃう感じ?最高。

院長も、初見からデロリスが悪い人間じゃないことを理解してる感じが、また良いよね。ただ頭がちょっと固いだけなんよなぁ。デロリスはマジでいい人。

正直、聖歌隊の練習に参加するまでがちょっと長かったかなぁって思う。けど、めちゃくちゃいい映画やった。
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