FOURFINGER

海の上のピアニストのFOURFINGERのレビュー・感想・評価

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
3.5
船で産まれ船で最期を迎える、船から一生降りない天才ピアニストの話。監督は『ニューシネマパラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ。って事で期待して見たんだけど、物語に強弱がないので見応えがあまりない。逆に言うと安心して見ていられる。船が大きく揺れる中、ピアノごと床を滑りながら演奏したり、JAZZとスウィングの創始者が噂を聞きつけJAZZ対決を挑んで来たり、レコーディング中たまたま少女に恋をし名曲が生まれてしまったり、これは実話なのかファンタジーなのか?いづれにせよ見た人が、聴いた人が幸せな気持ちになれる。そんな作品だと思います。