スラバヤ

彼奴(きやつ)は顔役だ!のスラバヤのネタバレレビュー・内容・結末

彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

キャグニーとプリシラ•レーンが同時に被り物を取る瞬間からして最高。歌唱シーンに挟み込まれるジェフリー•リンは当然恋を指し示すのだし、反復により確信に変わる。年代の移り変わりを示すモンタージュの破壊の速度。キャグニーの没落すら直ぐに表される。グラディス・ジョージとキャグニーが雪の中寄り添いあうラストショットは素晴らしい。はぐれもの同士の最後。ハンフリー•ボガードは嫌な奴ってより、自分の意志に異常なまでに取り憑かれてるキチガイ。アクションシーンはどれも一瞬で状況が変化し、死は引き延ばされない。コメディリリーフのごろりとした死体。
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