トランスマスター

フラッシュ・ゴードンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)
3.0
♯75 脱力系アナログ全開アメコミ映画

MARVELでは無く
DCでも無く
Dark Horse Comicsでも無い
新聞連載漫画の映像化

舞台は近未来 アルボリア星他
主人公はNYジェッツに所属する
アメフトのクォーターバック
フラッシュ・ゴードン
ヴィランのミン皇帝が、地球を滅ぼすために地震、火山噴火、熱いアラレのボタンを押して天変地異を起こしていた。
元NASAの科学者ザーコフ博士は、それを撃退するために博士の研究室に飛行機で不時着したフラッシュ・ゴードンとヒロインのデイラ・アーデンを拳銃で脅して自作のロケットで宇宙へテイクオフ!
宇宙でモンゴ帝国のミン皇帝に捕えられた一行の運命は…。

◆良い点/注目ポイント
・主題歌がまさかの『QUEEN 』
よく聴くあの曲はこの映画の主題歌。
MARVELのオープニングのようなアメコミのイラストと
QUEENの曲でオープニングからピークを迎えます。
・ミン皇帝のオーラ姫の方がヒロインよりセクシー。ゴードンはヒロインのデイルとテレパシーで交信している時も「この娘気をそそる」と思わず本音をボソリ。
「パパはセクロスの前に強勢剤を飲む」というヴィランの威厳丸潰れの発言が笑えます。

◆総括
・アメコミ映画はポリコレ全盛期ですが、
昔のアメコミ映画は登場人物の大半が白人、アングロサクソン、プロテスタントで構成されていてとても新鮮です。

大掛かりなセットや大勢のエキストラ、奇抜な衣装、緩いアクション
80年代の東映特撮ヒーローへの熱い想いが込み上げます。

カルト映画が好きな方にオススメです。

-2024年75本目-