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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼のchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
1997年に公開されたアニメ映画です。監督はこだま兼嗣さんです。
本作品は名探偵コナンの劇場版シリーズ1作品目です。当時はまだアニメーション映画に力が入っていませんでしたが、本作品はアニメーション映画の先駆けとして注目されました。興行収入は11億円で、当時の映画界では非常にヒットした作品です。

【感想】
1作品目ということで、今に比べると画質は劣りますが、内容は相変わらず面白いです。まだまだ登場人物は少なく、初期メンバーだけで構成されています。ちなみに本作品で登場する白鳥刑事がオリジナルキャラクターだったのに、今でも登場しているってご存じでしたか?私はこの作品を見てから知りました。また本作品はコナンと蘭の恋愛模様も描かれており、今もたくさんのファンがいると思います。

【あらすじ】
主人公の江戸川コナンは工藤新一の時に黒ずくめの組織に薬を飲まされ、子供になってしまった。親友の毛利蘭の家で暮らすことになり、蘭の父親である毛利小五郎の推理をサポートしていた。ある日、工藤新一宛に森谷帝二からパーティーの招待状が届いた。コナンは代理人として毛利小五郎を出席させることにした。パーティーに参加したコナンらは森谷からおもてなしされ、ちょっとしたクイズで楽しんだ。ある日、工藤新一宛に電話がかかってき、その相手はプラスチック爆弾を作成している犯人からだった。犯人の指示に従い堤向津川緑地公園に向かったコナンは、少年探偵団が遊んでいたラジコンが爆弾だと見透かし、一命をとりとめた。犯人にその光景を見られ、コナンが対応していることがバレたが、次の爆弾が1時に爆発することを知り、急いで阻止することに。次の爆弾も何とか処理したが、爆風に巻き込まれたコナンは病院で治療を受けていた。目暮警部や毛利小五郎らに事件について話し、工藤新一への怨恨の線で捜査することに。そんな時犯人から電話がかかってき、東都環状線に5つの爆弾が仕掛けられ、速度が60㎞を下回ると爆発するという。コナンらはすぐに爆発を探し出すことに。犯人からの言葉からコナンは線路の間に爆弾が仕掛けられていることを見抜き、未然に防ぐことができた。コナンは今回の事件現場がすべて森谷の設計したものだと気づいた。犯人だと気づかれた森谷は驚く行動をとることに。果たしてコナンは他の爆弾も阻止することができるのか?気になった方はぜひご覧ください。

【出演者】
・江戸川 コナン(声:高山みなみ)
・毛利 蘭(声:山崎和佳奈)
・毛利 小五郎(声:神谷明)
・阿笠 博士(声:緒方賢一)
・目暮警部(声:茶風林)
・鈴木 園子(声:松井菜桜子)
・森谷 帝二(声:石田太郎)
・白鳥刑事(声:塩沢兼人)
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