シリーズ11作目。
マドンナは浅丘ルリ子。
リリーが初登場。この後も何回か出られるようで楽しみです。
今回の旅先は北海道。夜汽車で偶然リリーが涙しているところを寅さんが見てしまうところから始まる。
今までのマドンナとは違い寅さんとリリーは似たもの同士。寅さんも素のままで気取ったところもなく接します。
寅さんがマドンナを好きになってフラれるという今までのパターンとは違う展開が新鮮で、それでいて何故か哀しい良い映画でした。
最後も幸せそうな、そうでもないような。そんな寂しさも感じさせるラストでした。