ぐろりあ

エル・スールのぐろりあのレビュー・感想・評価

エル・スール(1982年製作の映画)
4.0
この作品はちょっと好きです。

『ミツバチ…』と違ってファンタジー要素は少なめですが、監督の手腕はほんとうに凄いなぁと感じました…ってほど作品も少ないし、『瞳を閉じて』と『ミツバチ…』しか観てませんけど…
でも充分惹きつけられる何たるかはよくわかります。

父と娘、それぞれに向けられるベクトルはとても伝わりました。
それでいてお互いの距離感はあるけど、何処か信頼…?というかちゃんと見ている娘、懐かしく思い出す踊った皮膚感覚の温かさを覚えている父

でもステレオチックにハッピーエンドとは別の展開に嘘がなく、そして優しくて、映画のマジックがありました。

良心的というか、観客の受けを良くするとか関係なく現実を直視しながら家族の愛情を見せてくれた心地良さを感じました。

とても映画的でありながら、憎めない諍いがあり…可愛いわんちゃんいました🩷
こんな映画に出会えた事は幸せでもありました。
語彙力ないので(日本語がいいもおかしい)伝わりませんね…
でも少女はものすごく魅力的でした。
この作品でも!
ぐろりあ

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