ぐろりあさんの映画レビュー・感想・評価

ぐろりあ

ぐろりあ

ディスコ・インフェルノ(2023年製作の映画)

1.3

背筋が凍るとやら…たった19分の作品で…

真顔で観てて真顔で終わった

ずーと自分の感性の無さを振り返ってみたが…素直になろう。うんうん😤

途方に暮れているのは自分だけでない事がこの皆さんのレビュ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

人間なんてまさしく…こんなもんだろうなぁ…なんて思える作品
ほんとにささやかな幸せの中で優しいダンナさんと生きて仕事している警官
(わざわざ設定に妊婦さん)
わかりやすく追い詰まって人生転落していく男
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.8

嫌な汗かいてしまった…
こういうシチュエーション作品はとても脚本が大切ですね
すこーしつまんないなぁ…なんて思っていても…もう塔に登り始めたらもう…モゾモゾして手汗シットリ…
でも…うーんあまり愛がな
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.5

映画館で観れる喜び
もう同じことを言う事はないがオープニングのハンス・ジマーの音楽でもう涙目

改めて観て…言葉にしていなかった気付き

『銀の銃弾』酒場のウェイトレスと刑事のハービィとのやり取り
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.8

白石和彌監督はかなりのハード系のイメージでしたがそこに草彅さん
写真観ても別人(獅童さんにしか見えなかった)

面白かったです

斎藤工さん
一面的でない役柄かっこよかったです。なんかこんな引きずって
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.4

関西圏でこのメンバー
おもろないはずもなく…
とてもベーシックなお話展開で安心して観れますねー
ひとりひとりの役者さんそのまんまでも引きたつ達者な方ばかり…女優ふたりがいいアンサンブルで中条さんの子供
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.5

石原さとみさんの純度100%の芝居がもういう事がない素晴らしさでした、
さらに無駄な役者がいない見事な作品でした。

かなり辛くなる作品である事はわかっていたし、苦しい作品ではあるのに全く鑑賞していて
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレも何もそのまんまの内容ですが、根本的に私の勝手な先行イメージで期待してしまったので…
私と同じ目線の方がいるかも知れないから一応…ネタバレ扱い

アウシュビッツの隣で過ごす一家は…その存在を何
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.4

視覚で捉えたものは真実であると断言出来るのか?
人々の無駄な言動は解決に役立つのか?
わからない事があると方程式や民主的が人を幸せにするのか?
教育者は子供を救えるのか?

ものすごい疑問を見せつけて
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.0

この作品はちょっと好きです。

『ミツバチ…』と違ってファンタジー要素は少なめですが、監督の手腕はほんとうに凄いなぁと感じました…ってほど作品も少ないし、『瞳を閉じて』と『ミツバチ…』しか観てませんけ
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

何をおいても少女の美しく無垢な瞳だけで逸品でした。
初っ端から移動映画が村に来る時にトラックにしがみ付いて楽しみにしている子供たちのシーンで泣きそうになりました。
…また映画というマジックでやられそう
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

海外の映画祭で賞🏆とりゃ観客入るし、この世の中で在るがままに清貧を生きる姿に静かな感動…
監督は有名で日本が舞台で役所広司さんとくれば、高齢者の方々が喜び勇んで劇場へ足を向ける典型的な作品であろう事は
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.1

ラストのクレジットでこれほどズッシリ動けない感覚は初めてでした。

大きなカタルシスもなく、何処かミステリーのようでありながら観客を翻弄するような手法は無かったから、そんなカテゴリーなんて必要ないので
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

アニメと怪獣で端に追いやれてましたが…やっと念願のIMAXで…観れた!

その感想は…何より原子力の計り知れないエネルギーを全身に感じる事でどうする事も出来ない人間の無力さを感じた気がしました。

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ウィッシュ(2023年製作の映画)

1.9

なんでこうなった?
すいません、正直にいいますけど…。
確か百周年記念の作品だとか…
それにしては随分安易で幼稚
鳴かず飛ばずだったように思う

何処かで見たキャラが総動員
かつてミッキーマウスの“星
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

面白い!

でもこれほど女性観客と男性観客、それぞれの異なる印象が浮き彫りになる作品も珍しいかも…

評判よかったけど迷って観れてなかった
描写がバカすぎて、めっちゃ楽しそう
さすがエンタメの国。層の
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.4

むかーしむかし見たけど全然でしたが…
今見るとやはりデビッド・リンチは好きです
紅いバラ、カーテン、絨毯、ブルーベルベット…役者として存在している人の隣に全く違う役者じゃない人がいつもいる。
いわゆる
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.3

『「エクソシスト」の遺産』という本を読んだら堪らなく観たくなりました。
(かなり面白い本です)

もう今更とやかく言葉が出ませんが…
公開当時、アメリカで本当に男性ばかりが劇場から飛び出して吐いたとい
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.2

これは映画館で見たかった。
何気なく見始めたらもう止まらなくなりました。

人との距離感と喪失感
みんないい顔してました。

無駄に説明もなく何となくミステリーのような展開だけど、不穏でもなく、何処か
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.4

Filmarks参加するようになって
これまで嫌いだった”胸糞”という単語
初めて使わざるを得ないと鑑賞直後は正直感じました。

しかしFilmarksさんの今作の試写会に参加させて頂き、その後のトー
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.7

いい歳した大人が8歳の子供の苦しみを救う手立てがないまま彷徨う姿にどうすること出来ず涙しか流せません。
それでも幼い子供は生きる道を少しずつ見つけて行くようで…胸に迫るものがありました。
両親は戸惑い
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

2.3

この設定で面白くないはずもなかろうと見たのですが、自らのクローンと向き合う描写や手順が大雑把やなぁ
成人指定になっていわゆるエログロ描写にも期待したのですが…ふーんって感じ
ただのトリップ描写、ナイフ
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

幼い頃の自分にとってオカルトといえば、J・ゴールドスミスの音楽から強烈な暴力性に至る『オーメン』
その始まりなんて…今までの量産されたオーメンとのひとつとは思いながらも…春休み映画に押されてもう終わり
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.0

いい作品です。
主演の伊東さんは見事な役者である事は間違いないと思います。
伊東蒼さんはやっぱり凄い

間違いなく残る女優さんとなるでしょう
芝居が真っ直ぐで明瞭、余計な混ざりっ気がまるで無い

夏木
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

この場は監獄であることを忘れてしまう

グリーンマイルは看守と犯罪者の収監場所であるのに、忘れさせてくれるコミュニティ…でも現実はグリーンマイルを歩く事は安っぽい慈悲心や同情心を打ち砕く
ここがスティ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.4

スタイリッシュな映像とスタイル、何だかイケてる音楽
その衝撃はわかります。
レーザーディスクもDVDもあり、何度も観てるけど、個人的には絶賛するほどハマりませんでした。
個人的には『パルプ・フィクショ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.4

今まで私は何を観ていたのだろうというのが正直な感想と衝撃でした。

閉ざされた映画館の中でこそ映画は完成するとしたら…
まさしくこの作品はそれでしょう。

これまで何度も観ていたのに…
何を観ていたの
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.2

変な言い方ですが爆音レースの映画なのにうるさくないし、むしろ静かな印象に感じたのは私だけ?
勿論映画館なら音も違うんでしょうが、音量の問題ではなく、登場人物の心理が静かに描かれていて、偏見っぽく聞こえ
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

何だかいい感じでした。

何だか大人のおとぎ話というか昔話しのような印象が不思議な魅力
説教も教訓もない…
純粋な普通の人々ではあるけど…
凶悪も下品も殺伐もない…
cowの優しく牧歌的な時間

目線
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.9

バディものは基本、化学反応する事で新しい視界に悲喜交々するもので感動を与えてくれる魅力があります。
この作品は漫画原作で人気あったようです。そりゃこのシチュエーションなら面白くなるしかないでしょうが…
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

心も身体も大人になってるけど迷子でみんな泣きながら右往左往しているようで…😢
観てると悲しい…

当たり前に生きているだけなのに
当たり前に生きられなくなっている
今はこんなにも苦しい…
擬態でないと
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.6

全てが不穏で面白い
観ていて何処から何処まで虚構の世界なのかわからない
登場人物達も何処までわかっているのか
実は全てわかっているのは周りの登場人物で見ている観客は実は…いいように惑わされているように
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少林寺(1982年製作の映画)

3.6

子供の頃に友達と観に行って大いに盛り上がった作品です。
改めて観ると懐かしいと同時にCGもトリックもない時代にあの下半身の完璧な程の安定感!
地面に足が生えてるように見えてカメラも追いつけない程のスピ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

2.2

ゴールドで目が眩んだ男かと思った…。
死んだら金の価値なくなるから…?
生きてなんぼですね…。


犬が無事でよかった

フィンランドの映画ははじめてでしたが,みんな英語というのも違和感

余計なも
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.4

すごく楽しみにしていた作品
ラッセル・クロウのエクソシストでアクションとなると楽しみしかなかったです

関係ないけどスクーターをこんなにカッコよく乗りこなす男は居ない…。松田優作少し超えたなぁ…

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

楽しかったです〜

物語の牽引力はスピーディで弛みなく
砂虫のスピードさながらの展開でした
原作は全く知らないから驚愕の展開…

でも目に見えない宿命や抗うことが出来ない神話的な運命

未来を暗示する
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