こぅ

奥様は顔が二つのこぅのレビュー・感想・評価

奥様は顔が二つ(1941年製作の映画)
3.0
【ガス燈】のジョージ・キューカー監督による、
グレタを引退に追い込んだ呪われた⁈【ラヴ・コメディ】。


モンテカルロのスキー場に着くなり
インストラクターのカリン(グレタ・ガルボ*)に一目惚れした雑誌編集者のローレンス(メルヴィン・ダグラス)。
その夜に遭難して、翌朝には 結婚 していた。

カリンの強気だった性格
からすると違和感ありありな展開に面食らう。
それよりも
勢いでスピード結婚したは良いが、仕事問題で2人に亀裂が、、って、まんま 既視感のある 導入。
(奇しくも同年の【新妻はお医者さま】)

こちらはテーマがブレていない。
いずれにせよ、こんなスピード結婚は誰も同情出来ない‼︎


グレタのスキーは
スタントか分からないが、実際に滑っているようには見えた。
あと、ノリノリダンスが拝める。

ライターが3人
だからテーマが ブレブレ の印象で、纏まりが無い、逆の利点として、複数人でもうひと捻り、良いアイデアが浮かばなかったものか⁈

プロットとして
面白くなりそうな展開も見せて、面白くならない転がり方というか、勿体無いという感じか⤵︎
サブキャラも活かせず放置〜。


*注記
グレタ(35)https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRL-3el36OHmmdla54qpZsLv_sGgitIRo_bXw&usqp=CAUのラスト作品
なので、余り責めたくは無いが、NYからロッジに戻った2人のクライマックスで、観る者は分かり切っている事をしつこくバタバタさせずにスマートにスパッと締めて欲しかった。


結果的にグレタが最後の
熱演を見せたので、
これでも少しサービススコア。
こぅ

こぅ