実在した画家セラフィーヌの物語
舞台は緑豊かなフランスの田舎町
木に触れ耳をすませ
木漏れ日に微笑みかける
そして賛美歌を歌い
木片に花や葉、果実の絵を
指先で感じて心のままに描く
絵を書くことが生きることそのものに見えた
下働きでようやく食べていける日々の中で生まれたそれは、唯一の楽しみ
慎ましくも幸せそうだったな
大自然の物で作った手作り絵の具の色の美しさ!
自分だけの色、イメージ通りの色が作れるなんて素敵
レシピをもっと詳しく描いて欲しかったです
有名になること、絵が売れること
夢見てたわけじゃないと思う
セラフィーヌの透明な美しい瞳を見ると
無垢な心が狂っていくのが悲しかったです
大きな木の下に座るシーンが好き
一人静かに生きれたら
違う人生だったかもしれないね