外が雷雨だったのでお家で映画観賞です。
特別な力を持つ死刑囚ジョン・コフィと看守たちの話。
電気椅子での死刑執行の日までに残された時間を、E棟の個性的な死刑囚たちが思い思いの方法で過ごします。全く犯した罪を悔い改めようとしない者、やり直せるならそうしたいと悔いる者、と反応はさまざまで、それもなんだか人間らしく思いました。特に、死刑囚ジョン・コフィの過去と彼が持つ不思議な力について、終始目が離せませんでした。
あと、死刑囚たちだけでなく、彼らを見守る看守たちの人間関係も見どころのひとつです。毎日緊張に晒されるこの職場で生き抜くためには、お互いに協力し助け合い、支え合うことが不可欠なのかもしれません。
「わたしたちはそれぞれのグリーンマイルを歩いている」
「死はひとりひとり平等にやってくる」
どれも心に残る台詞ばかりでした。
一見とても暗い内容のように思われるかもしれないですが、ところどころにくすっと笑える要素が散りばめられていて、本当によく脚本が考えられていると感じました。
人生で与えられた時間を楽しみながら、そして、悩みながら、存分に満喫していきたいものですね。
何度もなんども、観たい作品です。