シアトルに住む男の子ジェシーに会いに四人のラマ僧が訪れる。ジェシーは、ブッダの魂を受け継いだ高僧ラマ・ドルシュの生まれ変わりだと主張する彼らと狼狽する両親の物語。
坂本龍一の音楽が気持ち良すぎて眠りを誘う。名カメラマン、ヴィットリオ・ストラーロの映像美は、『ラスト・エンペラー』同様、色彩のバランスの、音楽でいう上質のマスタリングみたいな仕上げが素晴らしい😃
彼のウィキペディアより
「光で書く」(Writing with Light)「色は象徴である」と公言する通り、照明にはかなりの哲学を持っており、その圧倒的な色彩感覚は多くのカメラマンに影響を与え続けている。
古代インドやブータンの原色豊かな色調と、対照的にペイルブルーで抑えた現代シアトルの対比も良い。
これらの視覚と聴覚の御馳走でお腹いっぱいで、関心の物語は消化不良だった🤔
視覚(映像)と聴覚(音楽)と知覚(物語)のバランスを取るのは難しい。役者が壮大なスケールに呑まれてるのか?
もちろん、若きキアヌ・リーブスの熱演も見応えありましたが😅
衣装もアクセサリーもメイクも美術も妥協がなく眼福でした😊